松田さんの論文がEJN most cited papersに選出
松田さんがEuropean Journal of Neuroscience (EJN)誌に2011年に発表した論文「Cblnファミリー分子はさまざまな脳部位において特定のNeurexinとともにシナプス形成を制御する」がEJN most cited papers in 2011-12被選為。
發表 01/06/2013 3:05 下午
Keio University人類生物學 - 微生物 - Quantum研究中心 (BIO2Q) |
淺唇 |
松田さんがEuropean Journal of Neuroscience (EJN)誌に2011年に発表した論文「Cblnファミリー分子はさまざまな脳部位において特定のNeurexinとともにシナプス形成を制御する」がEJN most cited papers in 2011-12被選為。
發表 01/06/2013 3:05 下午
当研究室で学位を取得し、引き続き東大岡部研にて学振特別研究員(SPD)をしていた石田綾博士(現在米国留学中)の論文がNeuron誌(2012年11月号)它發表在。東大岡部研・北大渡辺研との共同研究の成果です。
中枢神経系において、どのようにシナプスが形成されていくのかについては未だによくわかっていません。この研究では、生きた神経細胞を用いて経時的にイメージングすることにより、この問題を明らかにしました。小脳顆粒細胞とプルキンエ細胞間のシナプスでは、シナプス後部の構造(スパイン)が先に形成された後に、シナプス前部が形成されます。顆粒細胞から放出されるCbln1分子が、シナプス前部のNeurexinとシナプス後部のGluD2に結合することにより、シナプス前部から小さな突起の形成を誘導し、シナプス前部の構造(ボタン)を形成することが分かりました。
發表 11/08/2012 11:53 是
今期は”The Synapse” ed. by M. Sheng, B.L. Sabatini and T.C. Sudohof, Cold Spring Harbor Press, 2012を読みます。
シナプスの形態、機能、可塑性、病態と多岐にわたって、各分野の第一線の研究者が執筆した本です。神経科学の教科書を読んだ後のadvanced courseとして、興味のある方、多数の参加を期待しています。教室内外・大学内外・職位等を問いません。
10月30日より原則として毎週火曜日18時より当教室にて行います。(お問い合わせは幸田まで)
發表 10/01/2012 4:37 下午
第35回日本神経科学大会にてシンポジウム「糖鎖による神経可塑性の制御 ― 糖鎖科学と神経科学の融合に向けて」を行いました。新学術研究「統合的神経機能の制御を標的とした糖鎖の作動原理解明」による共催です。(以下敬称略)座長を柚崎と名古屋大・門松が行い、シンポジストとして宮田真路( 神戸薬大・生化 / 神戸大院医 ・GCOE)、杉山清佳(新潟大院・医歯・神経発達)、Geoffrey T Swanson (Dept Mol Pharmacol and Biol Chem, Northwestern Univ), Radu Aricescu (牛津大學), James Fawcett (University of Cambridge)を迎えました。
發表 09/30/2012 4:55 下午
發表 08/31/2012 4:06 下午
ヨーロッパ科学技術協力機構(COST)の事業の一つである「脳の細胞外マトリクスとその病態」の第2回シンポジウムがFENSのサテライトイベントとしてスペインバルセロナにて7月12日-13日に行われました。柚崎は招待講演を行いました。
發表 07/20/2012 2:48 下午
2012年4月26日にドイツRuhr大学におけるInternational Graduate School of Neuroscienceにおいて柚崎が招待講演を行いました。”MOLECULAR MECHANISMS OF SYNAPTIC PROCESSING, FUNCTION AND DYSFUNCTIONというテーマで、2日間にわたるシンポジウムです。大学院生が主導でオーガナイズされました。
發表 05/21/2012 2:00 下午
發表 05/21/2012 1:51 下午
このたび掛川講師が「グルタミン酸受容体による記憶学習制御の研究」に対して平成24年度文部科学大臣賞表彰若手科学者賞を受賞しました。恭喜。
發表 04/15/2012 3:43 下午
平成24年4月1日付けにて、金田准教授が佐久間康夫先生の後任として日本医科大学大学院医学研究科教授に栄転することになりました。恭喜。3月19日にささやかなお祝いの会を行いました。
發表 03/14/2012 7:56 下午
松田信爾講師、掛川渉講師の論文がNeuron誌(2012年1月号)它發表在。筑波大学金保研との密接な共同研究の成果で、金保研から慶應に来ていた鵜木君(大学院生)、松田・掛川講師の3人が第一著者です。
記憶・学習の基礎過程として長期抑圧現象(LTD)がこれまでに深く研究されてきました。神経細胞の活動が一定期間高まると、シナプス後膜に存在するAMPA型グルタミン酸受容体が細胞内に取り込まれること(エンドサイトーシス)が、LTDの実体であると考えられています。この研究では、AMPA受容体のエンドサイトーシスがシナプス後膜における脂質の合成によって制御されていることを初めて解明しました。
鵜木君はこの論文で学位を取得し、筑波大学にて「優秀論文賞」を受賞しました。
發表 12/22/2011 9:59 下午