塩見先生をお迎えしてBrain Clubを行いました。
第133 回Brain Clubは 塩見春彦先生(慶應義塾大学医学部 分子生物学教室)をお迎えし、「De novo DNA methylation and chromatin architecture during mouse gonocyte」(マウスゴノサイトにおけるDNAのメチル化とクロマチン構造)と題して行われました。
publié sur 03/08/2019 4:35 PM
Centre de recherche de biologie humaine de l'Université Keio (Bio2q) |
Lèvre superficielle |
第133 回Brain Clubは 塩見春彦先生(慶應義塾大学医学部 分子生物学教室)をお迎えし、「De novo DNA methylation and chromatin architecture during mouse gonocyte」(マウスゴノサイトにおけるDNAのメチル化とクロマチン構造)と題して行われました。
publié sur 03/08/2019 4:35 PM
河野さんの博士論文が、Journal of PhysiologyのPerspective articleとしてhighlightしていただきました。とりわけ”These results by Kono et al. (2019) represent a major step forward to cut the Gordian knot regarding the precise subcellular localization of NMDARs in the cerebellar microcircuitry and the cellular mechanism of PF–CF signal integration.”(河野らの成果は、従来よく分からなかった小脳神経回路におけるNMDA受容体の存在部位とその機能を完全に解明するための大きな一歩を意味する)と褒めていただいています。ここで使われている「cut the Gordian knot」という表現は、「問題を一挙に解決する」という意味です。Gordius王によって結ばれて以来、誰もほどくことができなかった結び目(the Gordian knot)を、剣で両断するという画期的な方法で一挙に解決したアレキサンダー大王の故事に由来しています。
publié sur 02/27/2019 9:38 PM
開智高等学校の「探求活動」の一環として、1年生の小美野君、清野さんの3名が柚崎研に来られました。簡単な講義のあと、熱心な質疑応答と研究室ツアーを行いました。次世代の方々に少しでも神経科学に興味をもっていっていただければ嬉しいです。
publié sur 02/21/2019 7:00 PM
北海道教育大学附属函館中学校二年生の前田君、五十嵐君、町谷君の3名が、卒業研究の一環として柚崎研に来られました。簡単な講義のあと、熱心な質疑応答と研究室ツアーを行いました。将来少しでも神経科学に興味をもっていっていただければ嬉しいです。
publié sur 02/20/2019 8:56 PM
英国医学研究会議(MRC: Medical Research Council)と日本医療研究開発機構(AMED)のMOC(協力に関する覚書)に基づいて、昨年ロンドンで開かれた日英神経科学シンポジウムに続き、第二回会議が千葉県木更津のかずさアカデミアホールにて2月9-11日の日程で開催されました。柚崎はAMED側からオーガナイザーとして参画しました。
publié sur 02/11/2019 8:54 PM
第132 回 Brain Clubは山形敦史先生(東京大学 定量生命科学研究所 先端定量生命科学研究部門)をお迎えして「シナプスオーガナイザーの複合体形成と選択スプライシングによる制御の構造基盤」と題して行われました。
publié sur 01/28/2019 4:33 PM
柚崎が名古屋大学環境医学研究所にてセミナー(医学特論)を行いました。”新しいシナプスのはじめかた(と壊しかた)How to Construct and Deconstruct Synapses”というタイトルです。山中(章弘)研や小坂田研を初めとする多くの若手研究者と交流し楽しい時を過ごしました。
publié sur 01/25/2019 7:16 PM
publié sur 12/21/2018 4:29 PM
第75回藤原シンポジウム(The Cerebellum as a CNS Hub)が、12月1日から4日の間、東京医科歯科大学にて行われました。水澤教授、筧教授がオーガナイザーとして、国外からTimothy Ebner, Michael Hausser, Germund Hesslow, Hong Jiang, Sheng-Han Kuo, Phil Hyu Lee, Stephen Lisberger, Mario Manto, Javier Medina, Chris Miall, Christopher Person, Stefan Plust, Jennifer Raymond, Jeremy Schmahmann, Reza Shadmehr, John Simpson, Peter Strick, Catherine Stoodley, Bing-Wen Soong, Peter Their, Dagmar Timmann, Jan Voogt, Chris De Zeeuw、さらに国内から気鋭の小脳研究者30名を招いた国際シンポジウムです。小脳研究の父である伊藤正男先生の90回目の誕生日のお祝いも兼ねていました。写真はこちら→
publié sur 12/02/2018 3:44 SUIS
J Physiology (London)誌に博士課程4年の河野さんの学位論文が出ました。
記憶の基礎過程として考えられているLTPやLTDの発現にはNMDA型グルタミン酸受容体(NMDA受容体)が必須であることがよく知られています。これまでの研究で、運動学習に重要な小脳においても、NMDA受容体がLTDやLTPの発現に必要であることが示されていました。しかし成熟後には小脳プルキンエ細胞にはほとんどNMDA受容体が発現しません。では、一体どの細胞に発現するNMDA受容体が、どのようにLTP/LTDを制御するのでしょうか?この論文では、プルキンエ細胞、顆粒細胞、介在神経細胞それぞれにおいてNMDA受容体遺伝子を欠損させることによってこの問題に挑みました。
publié sur 11/03/2018 1:24 PM