脳科学研究戦略推進プログラム・包括脳合同企画として名古屋国際会議場にて平成25年8月31日に「生活習慣脳-生涯に亘る脳と心の健康のために-」と題したシンポジウムの 司会・ファシリテーターを東京医科歯科大の岡澤先生とともに柚崎が行いました。当日は脳プロ課題Eから理研BSI下郡先生、国立精神・神経センター功刀先 生、東京医科歯科大水澤先生に加えて、山口大学精神科渡邉先生、京都大学井村先生からのご講演に引き続き、「生涯に亘る脳と心の健康」を維持するための戦 略について活発な総合討論が行われました。
posted on 08/31/2013 4:28 PM

2013年8月11日から16日まで米国New Hampshire州New Londonにて行われたGordon会議(小脳)にて柚崎がinvited talkを行いました。発生・神経回路・シナプス可塑性・・運動学習・病態などさまざまな観点から小脳について熱い議論が行われました。
posted on 08/20/2013 4:41 PM
脳21(2013年7月号)「脳とトランスポートソーム」に掛川・幸田・柚崎の総説「シナプスを形成するばかりじゃない―δ2型グルタミン酸受容体とCbln1による新しいシナプス可塑性機構」が掲載されました。
posted on 08/01/2013 9:42 PM
2013年7月26日に新潟大学脳科学研究所で行われた第43回新潟神経学夏期セミナーにて柚崎が講演を行いました。
posted on 07/28/2013 4:27 PM
滋賀県・ラフォーレ琵琶湖において2013年7月23日~25日の間、新学術領域「神経糖鎖生物学」班会議に参加しました。当研究室からは柚崎、松田、大塚、鈴木が参加し、熱い討論を行いました。
posted on 07/25/2013 7:21 PM
2013年7月18日-20日に米国シアトルにて行われたThe US-Japan Brain Research Collaborative Programが行われました。今回のテーマは“Current Trends and Future Directions of Synaptic Plasticity Research”です。当教室からは柚崎のinvited talkに加えて特任助教の鈴木君、大学院生の大塚君がポスター発表を行いました。
posted on 07/22/2013 4:15 PM
当研究室出身(助教→スイス留学中)の飯島崇利博士が、2013年度の日本神経化学会奨励賞を受賞しました。おめでとうございます!神経科学学会の石田さんと合わせてダブル受賞です。
posted on 06/23/2013 12:00 PM
2013年6月9日から14日までスイス・Les Diableretsにて行われたGordon会議(興奮性シナプスと脳機能)にて柚崎がinvited talkを行いました。興奮性シナプスの前部および後部における制御機構や構造、そして記憶・学習にともなう機能的・形態的可塑性や病態についてさまざまなアプローチから熱い議論が行われました。
posted on 06/15/2013 4:13 PM
幸田講師(専任)が准教授に昇進しました 😀 また、鈴木邦道くん(助教(特任))、Timotheus Budisantosoくんが研究室に参加しました。
posted on 05/01/2013 9:15 AM
当研究室で学位を取得した石田綾博士(現在米国留学中)が、2013年度の日本神経科学学会奨励賞を受賞しました。おめでとうございます!
posted on 04/30/2013 6:52 PM
柚崎が文部科学省より、平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました。写真は同時に受賞となった富山大学の井ノ口馨先生、生理学研究所の伊佐正先生グループ(京都大学・渡邉 大先生、福島県立医大・小林和人先生)、若手科学賞受賞の大阪大学・栁澤先生との記念写真です。詳細はこちら。
posted on 04/28/2013 7:00 PM
神経細胞間の情報のやりとりはシナプスで行われます。シナプスの伝達効率の長期的抑圧(LTD)は、脳における記憶・学習の基礎過程です。小脳においては、学習により小脳顆粒細胞―プルキンエ細胞間のシナプス伝達にLTD)が起きることが運動に関与する記憶(巧緻性やタイミングなど)に必須の役割を果たします。LTDは一般にシナプス後部の神経細胞において、グルタミン酸を受け取るAMPA型グルタミン酸受容体の数の低下によって起こります。小脳LTDの特徴は、これに加えてプルキンエ細胞に特異的に存在するデルタ2型グルタミン酸受容体を必要とすることです。この原因やメカニズムは謎のまま長年残されていました。本論文ではついにこの謎を解くことに成功しました。デルタ2受容体はAMPA受容体のリン酸化状態を制御することによって、LTDが起きるか起きないかを決定するいわばマスター鍵として作用していることが判明しました。
この仕事は幸田講師・掛川講師のco-first author論文としてPNAS誌に掲載されました。プレスリリースはこちら。
posted on 02/20/2013 9:22 AM