NUS-Keio Joint Symposium
Dr. Yuzaki participated and gave a talk at the NUS-Keio Joint Symposium at the National University of Singapore on January 10-11th, 2017. See photos.
publié sur 01/11/2017 4:48 PM
Centre de recherche de biologie humaine de l'Université Keio (Bio2q) |
Lèvre superficielle |
Dr. Yuzaki participated and gave a talk at the NUS-Keio Joint Symposium at the National University of Singapore on January 10-11th, 2017. See photos.
publié sur 01/11/2017 4:48 PM
シンポジウム「脳神経回路研究の最前線2017―脳神経回路の形成・動作原理の解明と制御技術の創出」が1月20日(金)10時30分からコンファレンススクエアM+ (丸の内の三菱ビル10F)にて開催されま
すした。AMED-CREST研究費に採択された8つの研究チームによるシンポジウムです。ライフサイエンス・医療研究に従事されている方々や、脳の仕組みに興味のある一般の方々までを対象にした企画です。参加締めきりは13日までです。詳細はこちらまで。
publié sur 01/05/2017 10:20 PM
Otsuka-kun’s thesis paper has been published in J Neurosci. This work was done in collaboration with Dr. Konno (co-first author) in Prof. Watanabe’s laboratory and Dr. Abe in Prof. Sakimura’s laboratory. It was featured as “This Week in The Journal.”
publié sur 11/17/2016 2:08 PM
Dr. Yuzaki gave a talk at The 47th NIPS International Symposium “Decoding Synapses,” held at the National Institute of Physiological Science on October 26-28, 2016.
publié sur 10/28/2016 4:40 PM
Prof. Yuzaki gave a talk at the OIST mini-symposium/the Core-to-Core program of JSPS, entitled “Nanoscale mechanisms of synaptic functions,” which was held on Septembre 25- 27 at Okinawa. Other speakers include: Larry Trussell, Robert Edwards, Volker Hauck, Nils Brose, Ege Kavalali, Ian Forsythe, Peter Jonas, Stephan Sigrist, Reinhard Jahn,Ryuichi Shigemoto, Stephan Hallermann, Alan Marty, Tobias Moser, Ko Matsui, Hiroaki Misonou, Haruhiko Bito, Shinya Kawaguchi, Toshihisa Otsuka, Sumiko Mochida and Tomoyuki Takahashi.
publié sur 09/30/2016 6:14 PM
今年度よりスタートした科研費新学術領域研究「スクラップ&ビルドによる脳機能の動的制御」では、下記の通りキックオフシンポジウムと公募研究説明会が開催され
ます。、盛況のうちに終了しました。
日時:2016年9月8日(木)13:00-17:00
会場:東京大学理学部1号館小柴ホール
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_25_j.html
詳しくは科研費新学術領域研究「スクラップ&ビルドによる脳機能の動的制御」まで。
http://www.scrapandbuild.bs.s.u-tokyo.ac.jp/
publié sur 09/06/2016 12:49 PM
柚崎研と英国オックスフォード大学のアリセスク研が共同責任著者の論文が7月15日のオンライン版Scienceに掲載されました。Dans cette étude、神経細胞と神経細胞の繋ぎ目である「シナプス」をつなぐ架け橋の構造を明らかにし、神経細胞が互いに連動して神経ネットワーク機能を調節する新しいメカニズムを解明しました。本研究成果は”This week in Science“でも「Transmitting signals across the synapse(シナプスを越えたシグナル)」として紹介されました。
シナプスでは、シナプス前部からグルタミン酸が放出され、シナプス後部のグルタミン酸受容体に結合することによって次の神経細胞に興奮が伝達されます。さらにシナプス前部からは、免疫系の「補体」に似た分子群も放出されてシナプス機能を調節することをこれまでに当研究室で明らかにしてきました。mais、グルタミン酸を介した興奮伝達経路と、補体ファミリー分子によるシナプス調節経路がどのように連動するのかはよく分かっていませんでした。
小脳神経回路では、シナプス前部はシービーエルエヌ1(Cbln1)と呼ぶ補体ファミリー分子を放出し、シナプス前部に存在するニューレキシン(Nrx)という受容体に結合します。d'autre part、Cbln1はシナプス後部のデルタ2型グルタミン酸受容体(GluD2)にも同時に結合してシナプス形成を引き起こします。cette fois、Nrx-Cbln1-GluD2という3者複合体の構造が初めて解き明かされました。その結果、Cbln1は接着剤のようにシナプス前部とシナプス後部をつなぎとめる働きをするのみでなく、シナプス後部のGluD2の働き方そのものを精妙に調節することによって、シナプスにおける興奮伝達の起きやすさ(=記憶・学習過程)を制御することが明らかになりました。
補体ファミリー分子・Nrx・グルタミン酸受容体は小脳以外のさまざまな脳部位にも存在しています。従って、今回明らかになった、補体ファミリー分子によるグルタミン酸受容体の機能調節メカニズムはさまざまな神経回路でも同様に働いていると予想されます。
publié sur 07/15/2016 10:09 SUIS
グルタミン酸受容体はグルタミン酸の結合によってリガンド結合部位のコンフォメーションが変化します。リガンド結合部位の適当な部位に2つのHis残基を導入し、Pd分子投与によってコンフォメーションを変化させることによって、イオンチャネル型および代謝型グルタミン酸受容体の活性化・不活性化を人工的に調節する方法が開発されました。この研究は京大・浜地研の清中・窪田先生のお仕事で、6月28日にNature Chemistry誌にAOPとして掲載されました。柚崎研はCREST分担研究として参加しています。
publié sur 06/28/2016 2:57 PM
本研究室では、前任者の栄転と研究内容の拡大に伴い、新たに助教1-2名の募集を開始しました。これまでの実績に応じて、助教(医学部)ないし助教(特任)の職位を想定しています。待遇については慶應義塾大学大学規定に準じます。
神経活動や環境の変化に応じて、特定のシナプスが選択的に強化・減弱され、あるいは新たに形成・除去されます。この過程は記憶・学習の基礎過程であるのみでなく、さまざまな精神疾患や発達障害におけるコネクトミクスの変化の基盤であることが近年明らかになってきました。当研究室では、このような機能的・形態的なシナプス可塑性の分子基盤を、分子生物学・電気生理学・行動生物学的に解明することを目指しています。
これらの分野に関心があり、将来のステップアップを目指される方は、是非、1)CV、2)研究の抱負、3)2名のReference先(名前と連絡先)を書いて、柚崎研(hirayama@z8.keio.jpあるいはyuri.y@keio.jp)までご応募下さい。お問い合わせもこちらまでお願いします。ポストが埋まり次第締め切ります。締め切りました。たくさんの応募有難うございました。
publié sur 06/06/2016 9:27 PM
松田恵子講師とTim Budisantoso君が第一著者の論文が4月28日のオンライン版 Neuronに掲載されました。
グルタミン酸受容体のうちカイニン酸受容体は、記憶・学習に重要な脳部位である海馬の特定のシナプスに特に多く存在し、他の受容体には無いゆっくりとした伝達速度によって、海馬の神経ネットワーク活動の統合に必須の働きをします。mais、カイニン酸受容体がどのような機構で特定のシナプスにのみ組み込まれるのか、そのメカニズムは良く分かっていませんでした。本論文ではは、神経細胞がC1ql2 およびC1ql3と呼ぶたんぱく質を分泌することによって、カイニン酸受容体を直接集めてくることを発見しました。Aussi、C1ql2とC1ql3を欠損したマウスの海馬では、カイニン酸受容体がシナプスに組み込まれず、てんかんを人工的に誘導する刺激を与えてもてんかん発作が起きにくくなることが分かりました。
C1ql2、C1ql3はさまざまな脳部位にも存在し、それぞれの神経回路のシナプスへのカイニン酸受容体の組み込みと機能を制御することで適切な神経ネットワーク活動を作り上げると考えられます。本研究の成果は、てんかんや自閉症の原因解明と治療法開発に役立つことが期待されます。
本論文は、Neuron誌の今月の注目論文としてPreview “Synaptic Menage a Trois”として紹介されました(ménage à troisの意味は各自お調べください。)
publié sur 04/29/2016 4:05 PM
幸田准教授が4月1日より聖マリアンナ医科大学生理学教室教授として栄転しました。1996年に聖ジュード小児研究病院にて柚崎研が誕生した際の最初のポスドクとして参加して以来の(途中に一時東大精神科に戻っていましたが)最も古い創立期メンバーの門出です。今後ますますのご活躍をお祈り致します。
4月15日に遅ればせながらお祝い会(壮行会)をArt Complexで行いました。幸田先生自らViolin奏者として、三浦さん(Violin)、野澤君(Viola)、竹尾さん(Cello)によって素晴らしい弦楽四重奏が行われました。写真はこちら→
publié sur 04/15/2016 2:59 PM