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Welcome to Yuzaki Lab

・柚﨑研は慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI-Bio2Q)に移動しました。

・中枢神経系に加えて、末梢・自律・腸管神経系でのシナプス形成機構に焦点をあて、神経系と多臓器の連関機構やその破綻による病態の解明と治療法の開発を目指します。

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2022

デリーナさんが、JSPS外国人特別研究員(PD)として採用

デリーナ(DILINA Tuerde)さんが、JSPS外国人特別研究員(PD)に採用されました。おめでとうございました。博士号取得直後の優秀な諸外国の若手研究者に対して、我が国の大学等研究機関において研究に従事する機会を提供するプログラムです。生物系科学では日本全体で8人だけが採用です。

posted on 09/05/2022 10:48 AM

2022/9/5 Journal Club (Suyma)

Nature 609: 374–380. Published online 13 July 2022
Dopamine subsystems that track internal states.
Grove JCR, Gray LA, La Santa Medina N, Sivakumar N, Ahn JS, Corpuz TV, Berke JD, Kreitzer AC, Knight ZA
DOI: 10.1038/s41586-022-04954-0

posted on 09/05/2022 9:38 AM

大学院生の野澤君の論文がNeuronに出ました

博士課程4年の野澤和弥の学位論文がNeuronのオンライン版に掲載されました。プレスリリースはこちらです。
高分解能の顕微鏡技術であるExpansion Microscopy(ExM)を改良して、脳内のシナプスの個性を決める働きを持つ分子群のナノレベル(1 ミリメートルの100万分の1が1ナノメートル:nm)の構造を明らかにしました。

脳の働きの元となる神経回路網は、神経細胞どうしがシナプスによって互いにつながって作られます。シナプスをつなぐさまざまな分子は、シナプスの中でも約100~1000 nmの狭い領域に密集しているため、従来の光学顕微鏡の分解能(約200 nm)ではその詳細な分布は観察できません。そこで、今回、標本そのものを約1000倍の体積に膨張させる技術ExMをさらに改良し、シナプス観察に最適化することによって、マウス神経回路網において興奮性シナプスをつなぐ分子群の構造や相互関係をナノレベルで初めて明らかにすることに成功しました。とりわけ、ニューレキシンに結合するシナプス分子群(ニューレキシンリガンド)が、シナプス内でそれぞれ数十 nmの「ナノドメイン」を単位として集積することを発見しました。さらに、シナプス前部に存在するニューレキシンの種類によって、シナプス後部のシナプス分子やグルタミン酸受容体のナノドメインの配置が決定されることがわかりました。
 今回の研究成果から、脳の働きを支えるシナプスの個性は、それぞれに特化したシナプス分子がナノレベルで相互作用することによって作られることがわかりました。これらの分子群は多くの精神疾患や神経発達症との関連が報告されていることから、本研究の成果はこれらの疾患の病態や正常な神経回路の発達機構の理解につながることが期待されます。ExMの開発では医学部5年生の曽我部拓君も大きく貢献しました。

posted on 08/25/2022 12:50 AM

2022/8/15 Jounal Club (L. Ohgaki)

Developmental Cell.  Posted July 11, 2022.

Dendtites use mechanosensitive channels to proofread ligand-mediated neurite extension during morphogenesis.

Li Tao, Sean Coakley, Rebecca Shi, Kang Shen

doi: https://doi.org/10.1016/j.devcel.2022.05.019

07/22/2022 6:36 PM | Journal Club

posted on 08/15/2022 2:11 PM

第151回のBrainClubが開催されました

第151回目となるBrainClubの演者には、東北大学大学院 薬学研究科の佐々木拓哉 先生をお招きしました(2022/7/15(金)、対面とwebのハイブリッド形式)。大雨の中、慶應大にお越しいただき、「学習・記憶を司る海馬回路の動作原理」というタイトルでご講演いただきました。海馬やその関連脳領域からのin vivoマルチユニット記録を用いた解析結果から読み解ける、個体の学習・記憶中における神経活動の変化について、これまでに得られてきた研究成果を主にお話しいただきました。また、記録対象を脳以外にも拡張した新しい試みについても最新の知見を交えて発表していただき、活発な議論が行われました。

写真はご講演後の息をこらえた記念撮影。佐々木先生は中央後列です。柚崎研は電気生理メンバー多く集まってます。※背景ぼかしに深い意味はありません(試しに使った某Googleスマホの自動調節)。やっぱり少しお片付けry(会見)

posted on 08/14/2022 10:54 PM

高野さんが三四会奨励賞を受賞

高野助教(さきがけ)が令和4年度の慶應義塾大学医学部三四会奨励賞(Young Investigator Award)を受賞しました。おめでとうございます!

posted on 07/29/2022 12:27 PM

2022/07/25 Journal Club (Aimi.T)

bioRxiv.  Posted May 29, 2022.

Plasticity-induced actin polymerization in the dendritic shaft regulates intracellular AMPA receptor trafficking

V. C. Wong, P.R. Houlihan, H. Liu, D. Walpita, M.C. DeSantis, Z. Liu, and E. K. O’Shea

Janelia Research Campus, Howard Hughes Medical Institute, Ashburn, VA, 20147

doi: https://doi.org/10.1101/2022.05.29.493906

This article is a preprint and has not been certified by peer review.

※紙印刷「非推奨」

posted on 07/22/2022 6:36 PM

2022/07/11 Journal Club

来週月曜日のJCでは以下の論文を紹介致します。Cui L, et al., Neuron. 2022 Mar 2;110(5):809-823.e5.
Glutamate in primary afferents is required for itch transmission.
PMID: 34986325 doi: 10.1016/j.neuron.2021.12.007. Epub 2022 Jan 4.宜しくお願い致します。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34986325/

posted on 07/11/2022 8:40 AM

2022/07/04 Journal Club (Kakegawa)

Cutando et al., Nature Neuroscience (2022) Jun 16 online

Cerebellar dopamine D2 receptors regulate social behaviors.

PMID: 35710984 DOI: 10.1038/s41593-022-01092-8

(沖縄台風の影響で帰れない場合には、実施の有無も含め、相談させてください。)

posted on 07/02/2022 12:48 AM

2022/06/20 Journal Club (Yuzaki)

GluN3A excitatory glycine receptors control adult cortical and amygdalar circuits
Simon Bossi 1, Dhanasak Dhanasobhon 2, Graham C R Ellis-Davies 3, Jimena Frontera 1, Marcel de Brito Van Velze 2, Joana Lourenço 2, Alvaro Murillo 4, Rafael Luján 4, Mariano Casado 1, Isabel Perez-Otaño 5, Alberto Bacci 2, Daniela Popa 1, Pierre Paoletti 6, Nelson Rebola 7
Neuron 2022 Jun 10;S0896-6273(22)00457-3.

doi: 10.1016/j.neuron.2022.05.016. Online ahead of print.

posted on 06/17/2022 10:25 AM

配位ケモジェネティクス法論文がNature Communに出ました

Nature Communications脳内の神経回路の働きを理解するために、記憶・学習を司る神経伝達物質受容体であるグルタミン酸受容体を細胞種選択的に活性化する技術が必要とされています。本研究では、本来のグルタミン酸応答能を維持したままで、人工化合物によって活性化される変異グルタミン酸受容体(代謝型)を開発しました。実際にこの人工グルタミン酸受容体をある特定の細胞種に発現させたマウスを作製し、人工化合物投与によって細胞種選択的に代謝型グルタミン酸受容体を活性化させることを示しました。この新技術「配位ケモジェネティクス法」を用いることにより神経回路の理解が加速すると期待されます。本研究はERATO/CRESTの支援を受けた名古屋大学清中研、京都大学大学浜地研との共同研究です。論文はこちら

posted on 06/16/2022 9:53 PM

2022/06/13 Journal Club (A. Ishikawa)

Emergent reliability in sensory cortical coding and inter-area communication
Sadegh Ebrahimi 1 2 3 4, Jérôme Lecoq 5 6 7 8, Oleg Rumyantsev 5 6 9, Tugce Tasci 5 6 10, Yanping Zhang 5 6 11, Cristina Irimia 5 6 7, Jane Li 5 7, Surya Ganguli 5 9,

2022 May;605(7911):713-721.
doi: 10.1038/s41586-022-04724-y. Epub 2022 May 19.

posted on 06/12/2022 11:48 PM