Translation

Welcome to Yuzaki Lab

・柚﨑研は慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI-Bio2Q)に移動しました。

・中枢神経系に加えて、末梢・自律・腸管神経系でのシナプス形成機構に焦点をあて、神経系と多臓器の連関機構やその破綻による病態の解明と治療法の開発を目指します。

Past News
Journal Club
Recruiting!
意欲あふれる方の参加を待っています。これからの基礎科学を担う若手研究者を積極的に育てていきます。
   医学部修士過程はこちら
   医学部博士課程はこちら
   連絡先はこちら

投稿者の記事一覧

学振特別研究員採択の内定

この度、本研究室の大学院生の会見君(D3)および野澤君(D1)がそれぞれ、日本学術振興会特別研究員(DC)に採択内定となりました。おめでとうございました。

posted on 10/12/2018 3:43 PM

Cold Spring Harbor Asiaにて発表

淡路島で行われたCold Spring Harbor Asiaシンポジウムにて柚崎がTalkしました。会見(D3)および野澤(D1)もそれぞれ、ポスター発表を行いました。

posted on 09/28/2018 3:22 PM

鹿内さんと川内さんの論文が出ました

神経細胞の樹状突起の発達過程はin vitroでは完全に再現されません。例えば幼若型の神経突起はin vivoではいったん刈り込まれますが、この現象はin vitroでは見られずそのメカニズムはよく分かっていません。本研究では子宮内電気穿孔法を行ってin vivoにおける神経突起発達過程を観察することによって、caveolin-1がN-カドヘリンとL1のエンドサイトーシスを介して樹状突起の発達過程を制御することを明らかにしました。川内さんが鹿内さんとともに柚崎研に居られた時の仕事です。論文はこちら→

posted on 09/28/2018 1:29 PM

Neuron誌に小脳運動学習とLTDについての論文が出ました

神経活動依存的に起きるシナプス後部でのAMPA受容体のエンドサイトーシスが、長期抑圧(LTD)の実体と考えられています。しかし個体レベルの記憶・学習が、果たしてシナプスレベルのLTDと因果関係があるのかどうかは十分にわかっていませんでした。このNeuron論文では、光照射によってLTDを制御できる新しい光遺伝学的ツールPhotonSABERを用いることにより、小脳平行線維ープルキンエ細胞間シナプスでのLTDこそが、眼球運動学習に必須であることを直接示すことに成功しました。掛川准教授、松田准教授(電通大)を中心として、加藤准教授(東海大)・深澤教授(福井大)・幸田教授(聖マリ医大)との共同研究の成果です。

本研究内容を紹介したVideo AbstractがNeuron誌に出ました。YouTubeはこちら

posted on 08/17/2018 12:53 PM

新たに助教(特任)募集します

この度、人事異動および研究内容の拡大に伴い、新たに助教(特任)1名の募集を開始しました。待遇については慶應義塾大学大学規定に準じます。

神経活動や環境の変化に応じて、特定のシナプスが選択的に強化・減弱され、あるいは新たに形成・除去されます。この過程は記憶・学習の基礎過程であるのみでなく、さまざまな精神疾患や発達障害におけるコネクトミクスの変化の基盤であることが近年明らかになってきました。当研究室では、このような機能的・形態的なシナプス可塑性の分子基盤を、分子生物学・電気生理学・行動生物学的に解明することを目指しています。

分野としては
1.電気生理(脳切片やin vivo)あるいはイメージング分野に強いバックグランドを持つ方
2.分子生物学・形態学的分野に強いバックグランドを持つ方
のいずれかを想定しています。それぞれのバックグラウンドを活かし、是非一緒に日本発のシナプス研究を大きく発展させていきましょう。またラボで新たな技術を習得して将来のステップアップに繋げていただければと思います。

興味のある方は1)CV、2)研究の抱負、3)2名のReference先(名前と連絡先)を書いて、柚崎研(hirayama@z8.keio.jpあるいはyuri.y@keio.jp)までご応募下さい。お問い合わせもこちらまでお願いします。ポストが埋まり次第締め切ります。締め切りました。

posted on 08/14/2018 4:26 PM

野澤くんの初論文が出ました

Cerebellum誌に博士課程1年の野澤くんの論文が出ました。これまでに免疫組織染色に使用できる抗体が無いために、神経細胞のどの部位にNeuroligin-1が局在するのかよく分かっていませんでした。今回、野澤くんはHAエピトープタグをNeuroligin-1遺伝子に挿入したマウス(林研究員が作出)を用いることにより、抗HA抗体を用いて小脳におけるNeuroligin-1の局在を初めて明らかにしました。

posted on 07/26/2018 2:51 PM

医学部1年生対象のラボツアーが行われました

慶應義塾大学医学部・生物学教室・梶村教授のお計らいで、本年も7月14日土曜日2時から医学部1年生を対象とした研究室へのツアーが行われました。試験前にもかかわらず、理工学部学生2名+医学部学生11名が熱心に講義と実習に参加しました。この中から何人かが将来に医学研究を志す種となって育っていくことを期待します。写真はこちら2ページ目もあります)。

posted on 07/15/2018 1:32 PM

Welcome new technicians!

島田さんと小畠さんが新しくラボに参加されましたので歓迎のお昼会を行いました。どうぞ宜しくお願いいたします。

posted on 07/13/2018 2:14 PM

大塚くんの送別会を行いました

Northwestern大学のAnis Contractor研に留学する大塚くんの送別会を行いました。ますますの活躍を皆で祈っております。写真はこちら

posted on 06/26/2018 2:06 PM

J-Club (Yuzaki) 06/24/2018

A Missense Variant at the Nrxn3 Locus Enhances Empathy Fear in the Mouse
Keum S, Kim A, Shin JJ, Kim JH, Park J, Shin HS. Neuron 98:588-601, 2018 (PMID: 29681532)

posted on 06/24/2018 11:25 PM

Happy Secretaries’ Day!

秘書の日をお祝いして皆でケーキを食べました。いつも有難うございます。写真はこちら

posted on 04/25/2018 2:11 PM

Stanford大学にてTalkを行いました

Stanford大学にてCenter for Molecular Neuroscience発足に当たり、4月20日にシンポジウムが行われました。柚崎はノーベル賞学者Thomas Sudhofに呼んでいただき、Keynote addressを行いました。このCenter for Molecular Neuroscienceはvirtualな組織であり、これまで長く続いてきた「Synapse Club」を発展的に解消し、シナプスの分子レベルでの働きを理解することによって神経回路や正常・異常脳機能を理解することを目指しています。Stanford大学医学部、神経生物学部のみでなくUCSFやUCSDなど近隣の大学の神経科学研究者が集っていました。今回の他のSpeakerはKang Sheng, Christian Rosenmund, Lu Chen, Julia Lalitsschmidt, Li Gan, Sue Ackerman博士です。

posted on 04/20/2018 6:53 PM