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Welcome to Yuzaki Lab
    慶應義塾大学医学部柚崎研(神経生理学)では「神経活動や環境の変化が、どのようにして記憶・学習を引き起こし、どのように神経回路網そのものを変化させるのか」というテーマに沿って研究を行っています。詳しくはこちら
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第153回 BrainClubが行われました

MRC分子生物学研究所(イギリス)のIngo Greger先生をお迎えして、1月20日(金)に第153回 BrainClubが行われました。演題は「Mechanisms underlying AMPA receptor modulation and synaptic localization」です。興奮性シナプスを介した神経細胞間の速い情報伝達にはシナプス後部に集積するAMPA受容体が中心的な役割を担います。Ingo先生には今回、クライオ電子顕微鏡法や電気生理学的解析を駆使して明らかとしてきた、構成サブユニットや補助サブユニットの違いがもたらすAMPA受容体の機能制御メカニズムについて、最新の知見も含めてお話しいただき、活発な議論が行われました。

上の写真は講演後の記念撮影@柚﨑研セミナー室。Ingo先生は中央。柚﨑先生のお隣です。Seminar roomが綺麗になりましたYo(会見)

posted on 01/30/2023 9:42 PM

国際共同研究加速基金(国際先導研究)に採択

2022年度のJSPS国際共同研究加速基金(国際先導研究)に「記憶メカニズムの多次元解析–nmからメゾスケール/ミリ秒から日スケールまで」というテーマで採択されました。ボルドー神経科学研究所(Dr. Choquet)、マックスプランクフロリダ研究所(Drs. Yasuda & Fitzpatrick)と日本を繋ぐ国際共同研究の枠組みです。京大の林康紀先生を代表として、慶應大・遺伝研・新潟大・東大の国内拠点において、今後7年間(最長10年間)、ポスドクや大学院生を中心とする若手研究者の国際交流と育成に取り組みます。

ポスドクや大学院生にとっては短期・長期留学を支援できます。また若手研究者が独立する際の支援もできますので大いにチャンスを活かしてください。

posted on 01/26/2023 12:12 AM

ニューロカンファレンス和歌山

第11回ニューロカンファレンス和歌山(和歌山県立医大 紀三井寺キャンパス)にて2023年1月21日に柚﨑が特別講演を行いました。補体研究の第一人者である分子遺伝学講座 井上徳光先生のお招きでした。写真はもう一人の特別講演演者である国際医療福祉大学脳神経内科の村井教授です。

posted on 01/21/2023 2:28 PM

国際シンポジウム「Molecular Physiology of Neuronal Signaling, Circuits & Behavior」が京都で開催

拠点形成事業「階層融合型の神経シグナル研究拠点」(同志社大学・ベルリン自由大学・オーストリア IST ・コペンハーゲン大学)のcore-to-core program symposium “Molecular Physiology of Neuronal Signaling, Circuits and Behavior”が1月12日から14日の間、京都同志社大学で開催され柚﨑はinvited talkを行いました。

posted on 01/17/2023 3:56 PM

US-Japan joint workshop (日米脳) “Neurovascular Unit Conference 2023″が行われました

慶應義塾大学三田キャンパスにて2023年1月6日から1月9日に国際シンポジウムNeurovascular Unit Conference 2023が行われました。日米脳(Japan-US Brain Research Cooperative Program)の主催で支援を受け、日本側は慶應義塾大学神経内科の中原仁教授、米国側はMGHの荒井健先生がオーガナイザーでした。柚﨑は基調講演を行いました。

posted on 01/10/2023 10:40 PM

第152回 BrainClubが行われました!

東京大学 定量生命科学研究所の奥山輝大先生にお越しいただき、第152回 BrainClubが行われました(12/23(金) 16:00~17:30)。演題は「海馬における社会性記憶の神経メカニズム」。腹側海馬において「社会性記憶」が情報としてどの様に処理されているのか、カルシウムイメージングや光遺伝学などを駆使して得られた、これまでの研究成果についてご講演いただきました。加えて「生と死の脳内表象メカニズム」についても最新のデータもご紹介いただき、終始議論の弾む時間となりました(現地開催は議論のテンポが早く、これも良きと思いました)。

上の写真は講演後の恒例、息をこらえての記念撮影@柚﨑研究室。奥山先生は柚﨑先生の隣です。大掃除頑張るぞ~ エイエイoh…(会見)

posted on 12/26/2022 11:15 PM

組織固定による小分子の可視化法の論文がChem誌に出ました

成体に投与された小分子が、脳のどの部位にどのように分布しているのかをスナップショットのように可視化する新しい技術として、組織固定でよく使われるパラホルムアルデヒドによって小分子を固定化方法を開発しました。本方法によって、代謝型グルタミン酸受容体mGlu1、AMPA型グルタミン酸受容体、ドーパミン受容体のそれぞれのリガンド投与後の局在様式を可視化することに成功しました。本研究はERATO/CRESTの支援を受けた京都大学浜地研、名古屋大学清中研との共同研究で、Chem誌にpublishされました。

posted on 12/13/2022 9:23 PM

HFSP Science Digestに研究成果がハイライトされました

Science Digestは、Human Frontier Science Program (HFSP)の新しい出版物です。HFSPの支援を受けた研究の中で、最も注目すべき科学的成果がハイライトされます。記念すべき第1号が出版され、私たちがドイツ神経変性疾患センター(DZNE)のAlexander Dityatev研、Oxford大学(当時)Radu Aricescu研博士とともに行った研究が掲載されたとの連絡を受けました。
HFSPのホームページで読むことができます。また、抜粋はここからダウンロードできます。

posted on 12/01/2022 3:08 PM

ムーンショット型研究開発事業のkick-off meetingが行われました

ムーンショット型研究開発事業の目標7「健康寿命伸長にむけた腸内細菌動作原理の理解とその応用」が採択され、この度kick-off meetingが行われました。本田賢也先生がプロジェクトマネージャー(PM)であり、柚崎はPM補佐および「腸脳連関解析チーム」のチームリーダーとして参画します。2022年度から6年間(最長2030年度まで9年間)の研究開発事業です。

posted on 11/15/2022 11:47 PM

Presentation Workshop 2022

Presentation Skills 向上のためのWorkshop 2022が行われました。

研究者にとってプレゼンテーションスキルは、研究成果を発表して他の研究者と交流するのみならず、一般社会へ研究成果を還元したり、研究費を取得したりする際に必須の技術です。このたび現役の脳科学研究者であるとともに、プレゼンテーション法についての教育で実績のあるGeorge Augustine教授による講義と実習が行われました。
慶應義塾大学医学研究科・薬学研究科・理工学研究科に属する大学院生、若手研究者が参加しました。

本プログラムは本年に慶應義塾大学が採択されたWPI(Bio2Q)での連携大学院プログラム(STaMP)の一つとしてこれからも開催される予定です。

※Lectureの動画はこちら→慶應義塾大学に所属する方に公開中。

※※LectureおよびWorkshopの様子はこちら(写真)

posted on 11/01/2022 2:47 PM

伊勢志摩でシンポジウム「Development and Plasticity of the Brain」が行われました

日米脳(Japan-U.S. Brain Research Cooperative Program)およびCore-to-Core Programで支援されたシンポジウムDevelopment and Plasticity of the Brainが10月21日から23日の間に伊勢志摩で行われました。この会は山本信彦教授の退官記念でもあります。研究室からは野澤と柚﨑が参加し野澤が英語で口頭発表しました。シンポジウムの写真はこちら

posted on 10/21/2022 6:46 PM

東京大学ChemBioレクチャー

東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻主催の第15回ChemBioレクチャーが9月28日に本郷キャンパスにて行われ、柚﨑<が講演を行いました。他の演者は有田誠教授(慶應・理研)、石井あゆみ准教授(帝京科学大)、稲葉央准教授(鳥取大)、大宮寛久教授(京都大)でした。

posted on 09/28/2022 11:24 AM