飯島くんが日本神経化学会奨励賞を受賞
当研究室出身(助教→スイス留学中)の飯島崇利博士が、2013年度の日本神経化学会奨励賞を受賞しました。おめでとうございます!神経科学学会の石田さんと合わせてダブル受賞です。
posted on 06/23/2013 12:00 PM
| Keio University Human Biology-Microbiome-Quantum Research Center (Bio2Q) |
| Yuzaki Lab |
当研究室出身(助教→スイス留学中)の飯島崇利博士が、2013年度の日本神経化学会奨励賞を受賞しました。おめでとうございます!神経科学学会の石田さんと合わせてダブル受賞です。
posted on 06/23/2013 12:00 PM
2013年6月9日から14日までスイス・Les Diableretsにて行われたGordon会議(興奮性シナプスと脳機能)にて柚崎がinvited talkを行いました。興奮性シナプスの前部および後部における制御機構や構造、そして記憶・学習にともなう機能的・形態的可塑性や病態についてさまざまなアプローチから熱い議論が行われました。
posted on 06/15/2013 4:13 PM
幸田講師(専任)が准教授に昇進しました 😀 また、鈴木邦道くん(助教(特任))、Timotheus Budisantosoくんが研究室に参加しました。
posted on 05/01/2013 9:15 AM
当研究室で学位を取得した石田綾博士(現在米国留学中)が、2013年度の日本神経科学学会奨励賞を受賞しました。おめでとうございます!
posted on 04/30/2013 6:52 PM
柚崎が文部科学省より、平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました。写真は同時に受賞となった富山大学の井ノ口馨先生、生理学研究所の伊佐正先生グループ(京都大学・渡邉 大先生、福島県立医大・小林和人先生)、若手科学賞受賞の大阪大学・栁澤先生との記念写真です。詳細はこちら。
posted on 04/28/2013 7:00 PM
Condon KH, Ho J, Robinson CG, Hanus C, Ehlers MD.
The Angelman Syndrome Protein Ube3a/E6AP Is Required for Golgi Acidification and Surface Protein
Sialylation.
J Neurosci. 2013 Feb 27;33(9):3799-814.
posted on 04/07/2013 7:34 PM
神経細胞間の情報のやりとりはシナプスで行われます。シナプスの伝達効率の長期的抑圧(LTD)は、脳における記憶・学習の基礎過程です。小脳においては、学習により小脳顆粒細胞―プルキンエ細胞間のシナプス伝達にLTD)が起きることが運動に関与する記憶(巧緻性やタイミングなど)に必須の役割を果たします。LTDは一般にシナプス後部の神経細胞において、グルタミン酸を受け取るAMPA型グルタミン酸受容体の数の低下によって起こります。小脳LTDの特徴は、これに加えてプルキンエ細胞に特異的に存在するデルタ2型グルタミン酸受容体を必要とすることです。この原因やメカニズムは謎のまま長年残されていました。本論文ではついにこの謎を解くことに成功しました。デルタ2受容体はAMPA受容体のリン酸化状態を制御することによって、LTDが起きるか起きないかを決定するいわばマスター鍵として作用していることが判明しました。
この仕事は幸田講師・掛川講師のco-first author論文としてPNAS誌に掲載されました。プレスリリースはこちら。
posted on 02/20/2013 9:22 AM

2012年11月にNeuron誌に発表した石田綾博士(現在米国留学中)の論文がDevelopmental Cell誌において注目すべき論文としてPreviewにて紹介されました。
紹介Previewはこちら→Choreographing the axo-dendritic dance. Dev Cell 23:923-924,2012.
posted on 01/06/2013 3:13 PM
松田さんがEuropean Journal of Neuroscience (EJN)誌に2011年に発表した論文「Cblnファミリー分子はさまざまな脳部位において特定のNeurexinとともにシナプス形成を制御する」がEJN most cited papers in 2011-12に選出されました。
posted on 01/06/2013 3:05 PM
当研究室で学位を取得し、引き続き東大岡部研にて学振特別研究員(SPD)をしていた石田綾博士(現在米国留学中)の論文がNeuron誌(2012年11月号)に掲載されました。東大岡部研・北大渡辺研との共同研究の成果です。
中枢神経系において、どのようにシナプスが形成されていくのかについては未だによくわかっていません。この研究では、生きた神経細胞を用いて経時的にイメージングすることにより、この問題を明らかにしました。小脳顆粒細胞とプルキンエ細胞間のシナプスでは、シナプス後部の構造(スパイン)が先に形成された後に、シナプス前部が形成されます。顆粒細胞から放出されるCbln1分子が、シナプス前部のNeurexinとシナプス後部のGluD2に結合することにより、シナプス前部から小さな突起の形成を誘導し、シナプス前部の構造(ボタン)を形成することが分かりました。
posted on 11/08/2012 11:53 AM
今期は”The Synapse” ed. by M. Sheng, B.L. Sabatini and T.C. Sudohof, Cold Spring Harbor Press, 2012を読みます。
シナプスの形態、機能、可塑性、病態と多岐にわたって、各分野の第一線の研究者が執筆した本です。神経科学の教科書を読んだ後のadvanced courseとして、興味のある方、多数の参加を期待しています。教室内外・大学内外・職位等を問いません。
10月30日より原則として毎週火曜日18時より当教室にて行います。(お問い合わせは幸田まで)
posted on 10/01/2012 4:37 PM