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    慶應義塾大学医学部柚崎研(神経生理学)では「神経活動や環境の変化が、どのようにして記憶・学習を引き起こし、どのように神経回路網そのものを変化させるのか」というテーマに沿って研究を行っています。詳しくはこちら
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2023

■Rab21はカベオリン-1を介したエンドサイトーシスを制御し未熟な神経突起の剪断を促進する(EMBO Rep)2023.1.25

Shikanai M, Ito S, Nishimura YV, Akagawa R, Fukuda M, Yuzaki M, Nabeshima YI, Kawauchi T. Rab21 regulates caveolin-1-mediated endocytic trafficking to promote immature neurite pruning. EMBO Rep. e54701, 2023. doi: 10.15252/embr.202254701
膜貫通型タンパク質はクラスリンおよびカベオリン依存性のエンドサイトーシスにより細胞内に取り込まれる。両経路は初期エンドソームに収束し、共通の制御因子として低分子量GTPaseであるRab5を持つと考えられている。しかし、本論文では、クラスリンとカベオリンを介したエンドサイトーシス経路は、初期エンドソームにおいて並行して進行し、それぞれ異なる分子制御と生理的機能を示すことが明らかにした。本研究は柚﨑研で行われた鹿内さん・川内さんの仕事をさらに発展させたものです。