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Welcome to Yuzaki Lab
    慶應義塾大学医学部柚崎研(神経生理学)では「神経活動や環境の変化が、どのようにして記憶・学習を引き起こし、どのように神経回路網そのものを変化させるのか」というテーマに沿って研究を行っています。詳しくはこちら
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LGI1は神経活動で軸索から分泌される

フランスのソルボンヌ大学Jaime de Juan-Sanzとの共著論文がCell Reportsに出版されました。LGI1はCbln1と同様に「細胞外足場タンパク質」に属するシナプス形成分子の一つです。この度、LGI1もCbln1と同様に神経活動に応じて分泌されてシナプス形成を促進し、かつグルタミン酸放出を抑制することが分かりました。面白いことにCbln1はtetanus toxin (TeNT)では阻害されず(VAMP1-3非依存)、Syntaxin-4とSNAP49に依存したSNAREによって分泌されます。これに対してLGI1の分泌はTeNTで部分的に阻害され、SNAP29には依存しないことから、別々のSNARE複合体によって放出されることがわかりました。柚﨑研は井端が開発したSNARE複合体の解析技術を提供しました。

posted on 05/10/2024 12:58 AM

実験医学(増刊号)に総説が載りました

 実験医学増刊2024年4月号「大規模データ・AIが切り開く脳神経科学」に高野さんと曽我部君の総説「近接標識法と膨張顕微鏡法が解明するシナプスのすがた」が掲載されました。

posted on 04/23/2024 1:44 PM

高野さん栄転おめでとう

高野さんが、九州大学高等研究院・生体防御医学研究所 脳機能分子システム分野の独立准教授として栄転されました。お目出度うございます!引っ越し作業で忙しい中、取りあえずシャンパンでささやかなお祝い会を行いました。

posted on 03/06/2024 3:31 PM

紫綬褒章祝賀会を行っていただきました

2024年3月3日に帝国ホテルにて柚﨑の紫綬褒章祝賀会が挙行されました。快晴の日曜日にもかかわらず、全国より約100名の方々が集ってくださいました。改めて有り難うございました。(ホテル前の道路では丁度東京マラソンが行われていました。)

posted on 03/03/2024 3:23 PM

生理学教室同窓会が行われました

コロナ禍で暫く中止されていた生理学教室同窓会が開かれました。前半では柚﨑研から留学を経て理研CBSでチームリーダーとして独立されて活躍中の石田綾子先生の講義があり、後半にはレストランパークに移動して意見交換会、そして定例の若き血の合唱で終わりました。

posted on 02/11/2024 10:44 AM

星野研との共同研究の結果がNat Communに載りました

中枢神経系では、アストロサイトがシナプス間隙からグルタミン酸をクリアランスすることにより、適切なシナプス機能を実現します。しかし、アストロサイトのグルタミン酸トランスポーターGLASTがシナプス周囲でどのように機能しているかは、依然として不明でした。この論文では、プルキンエ細胞に発現する細胞接着分子(DSCAM)が、バーグマングリアに発現するGLASTの局在を制御することによって、登上線維ープルキンエ細胞のシナプス形成と小脳運動学習に関与することを示しました。星野研の出羽さんによる膨大なお仕事です。柚﨑研は掛川が電気生理学的解析と眼球運動学習試験を担当しました。Nat Commun. 15:458, 2024.

posted on 02/03/2024 10:52 AM

浜地研との共同研究の結果がPNASに載りました

遺伝子操作なしにタンパク質を共有結合で化学標識する方法は、受容体を分析するための強力な方法です。しかし、脳における選択的な標的受容体標識はまだ確立していません。そこで、京大・浜地研の野中さんが主導して行った本研究では、リガンド指向性化学反応を用いて、生きたマウスの脳内で合成プローブを標的内因性受容体に選択的に結合させることができることを示しました。柚﨑研の掛川、荒井はCRESTとERATOでの共同研究の一環として、本研究において化学標識によって受容体の機能が変化しないことを示しました。Proc Natl Acad Sci USA. 121:e2313887121, 2024

posted on 01/31/2024 10:22 AM

Cell ResearchにResearch Hightlightが掲載されました

GABAがGluD1のリガンドとして働き、抑制性シナプスの長期増強を促進させるということを報告したPierre PaolettiとRadu Aricescuらによる論文(Science 2023)についての解説記事Research Highlightを伊藤さんが書きました (Ito and Yuzaki, Cell Research)。

posted on 01/24/2024 11:33 AM

ベルゲン大学にて講演を行いました

ノルウェーのベルゲン大学のDept Biomedicineが主催するBBB Seminarにて、柚崎が講演を行いました。極夜で昼間がほとんど無く、かつBergenでも珍しい大雪の日でしたが熱い議論を楽しみました。

posted on 01/18/2024 10:19 AM

六車 恵子 博士を迎えてBrain Clubを行いました

第162回 Brain Clubは六車恵子博士(関西医科大学 医学部)をお迎えしました。演題は「多能性幹細胞を用いた脳発生と疾患研究」です。発生生物学研究に根ざしたES細胞・iPS細胞から脳組織を分化させる技術の発達について歴史的なことも踏まえて解説していただき、最後に疾患研究への応用の現状や展望についてお話いただきました。脳発生学の研究の重要性とともに、脳発生に時間がかかるヒト由来のiPS細胞から脳組織を作り上げる難しさと面白さを学びました。

posted on 11/30/2023 6:53 PM

實吉 岳郎 博士を迎えてBrain Clubを行いました

第161回のBrain Clubは實吉岳郎博士(京都大学)をお迎えしました。演題は「樹状突起スパイン内部のコフィリンは液ー液相分離によって分子活性のグラディエントを形成する」です。記憶学習の基礎過程と考えられている長期増強(LTP)では、樹状突起スパインが長期的に大きくなる構造的な変化が起きますがそのメカニズムは十分に分かっていませんでした。實吉博士はスパイン内で一時的に増加したCa濃度が、カルモデュリンキナーゼ(CaMKII)やその下流の酵素群を持続的に活性化し、その結果アクチン骨格を変化させるメカニズムを見事に明らかにされてきました。一同興味深く拝聴しました。

posted on 11/29/2023 6:45 PM

紫綬褒章を受章しました

柚﨑が2023年秋の紫綬褒章受章の栄に浴することとなりました。紫綬褒章は、科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術分野で顕著な功績をあげた人に国から贈られる栄典の記章です。伝達式と拝謁は11月13日に行われました。写真は伝達式にて受章者を代表して俵万智さんです。今回の受章は神経科学分野の功績を評価していただいたものですが、もちろん、これまでに一緒に研究してきてくれたスタッフ・ポスドク・大学院生・テクニシャン・秘書の皆さんそして多くの共同研究者の方々のおかげです。お祝いの電報やメールを多くの方々からいただき感謝です。

posted on 11/03/2023 4:12 PM